匿名が好き 無責任な論壇


しばしば匿名性があるからインターネットは問題があるということがいわれるが本当の事だろうか?
ある本を読んでそれはもしかしてネット特有の問題ではなく、言ったことに対して責任をとりたくない場合誰でも匿名性は魅力を感じるのではないかと思った。
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください。
匿名性の魅力
本書ではプロの(日本の新聞社に勤めるの自称)ジャーナリストですらも匿名に対して魅力を感じていることについて指摘している。
匿名であれば文責なども問われることなく好き勝手な事が言えるからだ。
この本の作者はひたすら日本の特に新聞社の記者と、筆者が昔勤めていたニューヨークタイムズとを比較して日本と米国のジャーナリストに対する仕事の仕方などの違いについて論じている。
筆者が前に勤めていたニューヨークタイムズでは誰がその記事を書いたか、また情報源についても(さらされることにより情報提供者が著しい被害を受けることが予想されない限り)原則だれかを記名しなければいけない。しかしながら日本だと記事の作者は記名する必要もなく情報源についてもほとんどの場合ボヤかして書かれる。
本書で「朝日新聞の政治家によるNHKに対する圧力」の誤報についてかかれているが、この事件は明らかに朝日新聞の誤報である。しかしながら、このことについて朝日新聞は正式に謝罪したことはない。また誤報の記事を書いた記者が社会的な制裁を受けておらず、そもそもどうして誤報が行われたのか朝日新聞からの説明は今のところない。
日本の言論界、ジャーナリズムを代表している新聞メディアですら、「噂」をベースにした記事で新聞を発行していると言われても仕方がないのではないだろうか?
匿名性があるところでしか発言できない人がいるのは間違いないが、日本での代表的な言論機関でさえ記名報道をしていない現在、個人運営のサイトで名を明かして情報を発信しない人がほとんどなのは当然ではないだろうか?


最近のコメント