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12月 29th, 2008

年末なので2008年について振り返ってみようと思う。

まず、自分のことについていえば、今年は海外の有料サーバを利用したこととブログを始めたことが新たに始めたことである。

今までネットは利用してきたがどちらかといえばROM中心でネットで自分の考えをまとめたりする事など興味があまりなかった。

まとめサイトやブログを通して何かしらの反応があったり、意見を交換したりすることは今まで経験したこともなかったのですごく新鮮だった。

ネット以外のことをいえば昨年はあまりいいことはなかったが今年後半は今までやってきたことが認められるようになってきたと感じられる一年だった。

大きく変わった世論

自分のことはともかく2008年はいろいろな意味で時代の変わり目なのかなと感じる一年だったと思う。

自民党政治の終焉が見えてきた

郵政民営化で大勝ちした自民党だが先の参議委員選挙で負けて以来迷走を続けている。もう自民党には政権担当能力がないと判断した有権者も多いのではないだろうか?
時代の移り変わりに変化できず、時代に逆行する政党に有権者の多くは希望を持てないのだと思う。

いまの麻生総理の運営を見ているとどっちが与党かわかりずらい。
彼は何がしたいのだろうか?

オバマ大統領候補の勝利と新自由主義の敗北

オバマ氏が立候補したとき当選することを予測した人はどれくらいいたのだろうか?
オバマ氏が当選したことによりアメリカは変わるというメッセージをアメリカ国内だけでなく国外にも伝えることが出来たと思う。
オバマ氏は就任後はいろいろな困難があることは想像に難くないが、2008年末現在、アメリカで一番大きな「希望」なのではないだろうか。

また、ブッシュ政権で正しいとされた、「富裕層への優遇措置」、「イラク戦争」などは否定された形となった。

2009年はアメリカは大きく方向を代えるのではないかという期待している人は多いだろう。

米国を中心とした金融機関の破綻。

米国の大手金融機関はサブプライムローンの破綻などから軒並み問題が露呈した。
昨年まで好き放題していた大手金融機関はどこも破綻、もしくは政府の援助を要請している。
つい最近まで日本政府の経済政策について意見していた米国は金融機関に公的資金を注入するなど同じことをしているのは興味深い。

結局米国のやり方がベストではないと露呈した現在、日本は独自の経済政策を立案、実施できるチャンスだと思うのだが、このようなときに限り政治はリーダなき混沌とした状況である。

米国流経営効率化を唱えていた企業の矛盾が露呈

トヨタはつい最近まで絶好調であった。また経団連会長を輩出しているキヤノンもつい最近までは絶好調であった。

米国の経済が傾き、輸出量の低下や円高により企業の収益が下がると予測できるようになってから派遣労働者、非正規雇用を中心に人減らしを実行した。

景気のいいときは、出来るだけ安い賃金で人を雇い、必要がなくなれば人員を簡単に調整できる法律は制定時には意味があったのであろうが、今は悪用されていると感じる。

企業が人をどのような形であれ、雇うのであればやはり責任はあるのではないかと感じる。
内部留保もたくさん持っている企業が経営状態のことだけでなく、雇っていた人のことを気に留めないことは違和感を感じるのは自分だけなのだろうか?

原油価格の乱高下

金融危機が表面化するまで原油価格は1バレル200ドルを超えるのではないかという憶測が流れていたが、今現在は1バレル40ドルを割っている。
ガソリンが高くなってから車は売れなくなっているが、安くなった今でも車の販売量が増加したというニュースは聞かない。(もちろん今売れないのはガソリン価格の問題ではなく、金融の問題だと思うが、買わないことを選択している人が多くいると思う。)

毎日のように車を利用していた人でガソリンの高騰で車を手放した人もいると思うが、買わないという選択をしている人も多いと思う。
結局値段が安定しないエネルギー源は結局のところ消費者は選択しなくなるのではないだろうか?
今の一番の問題は石油の代替エネルギーがあまりなく、石油価格が下がったことで代替エネルギーの技術開発のモチベーションも下がっているのではないか?と思う。

どちらにしても価格が安定していないエネルギーはそのうち人気がなくなると思う。要は産業に必要な電気は必ずしも石油エネルギーである必要はなく、政治、経済にあまり左右されず十分安いエネルギーがあれば石油にとって代わる時代がくることを今回の石油の乱高下は示したのではないだろうか?

マスメディアの受難

日本では各新聞社、テレビ局ともに今期の決算内容はよくないようである。
これは景気の後退によるものだけでなく構造的に今の時代に合っていないからだと思う。
特に広告を収入の主としたテレビ局はその収入構造を見直さない限り改善することはないだろう。
また、新聞社は新しい報道のあり方を考える時期にあるのではないだろうか?
今までの新聞社間の競争は宅配販売による営業によるところが大きかったと思うのだが、これからは記事で差別化を図ってほしい。

マスコミの受難はネットの影響はほとんどなく、ネットがなくても利用者がお金を払うのに値しないと思っているからではないと思う。

2009年はどんな年になるのかな?

2007年に多くの専門家が2008年を予測できなかったように、2009年に起こる予想は軒並みはずれると思う。

たとえば、2008年夏、石油が1バレル200ドルを超えそうに高騰していた時期に現在の(2008年末)、1バレル40ドルを割るという状況を予想していた専門家は自分の知る限りいない。(いたかも知れないがすごく少数だったと思う。)

ただ、一つだけいえるのは2008年はいろいろな問題が表面化したのでその結果望もうとしなくても大きな変化がある年になるだろう。

今までの「もうけた奴が勝ち」という価値基準ではなく、「モラル」が重視される世の中になってほしいと望むが、人間は欲深いのでそんなことは一度には起きないだろう。今まで好き勝手してきたアメリカの金融機関は政府からの援助が必要ならば今までの方針を変えるしかなく行き過ぎた拝金主義は改善されるだろう。

誰にもある人間の尊厳を貶めることなんて許されないことだと思う。
金持ちはより金持ちに、そうでない人は交換可能なモノ扱いされる、2008年11月まで普通とされた価値観はやっぱりどう考えても間違っている。

どうか、2009年はよりよい世の中になりますように。

admin 世論, 雑感

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